誰かを責めず、流れを見る。
忙しいところを増やすより、
流れを止めるところに目を向ける。
TOC(Theory of Constraints)は、全体の成果を制限している「制約」に着目する考え方です。仕事の途中にある一つの滞りが、会社全体の出口を決めていることがあります。
その場所を見つけ、今ある力を生かし、前後の仕事を合わせる。全員に「もっと速く」と求める前に、どこをどう変えると流れがよくなるかを考えます。
みんな忙しい。
それなのに、仕事が前に進まない。
流れを考える、小さな例
- 加工6個/時間
- 検査3個/時間ここが制約
- 出荷6個/時間
加工と出荷に余力があっても、全体の出口は検査の3個/時間に制限されます。加工だけを速くすると、検査前の仕掛品が増えることも。制約を生かし、前後の仕事を合わせることから考えます。
理解のための単純化した例です。実際の現場では需要・段取り・変動なども考慮します。机の上の体験から、現場の気づきへ。
サイコロが教えてくれる、
仕事の「つながり」。

6人で、ひとつの会社を動かす。
一人ひとりが工程を担当し、サイコロとチップを使って、材料の投入から出荷までを再現します。自分の工程だけを頑張ると、全体はどうなるでしょうか。
条件を変えて、結果を比べる。
投入量、工程の能力、仕事の流し方。条件を変えながら、途中の在庫と出口の成果を見ます。ゲームと解説・振り返りを繰り返して、改善の優先順位を考えます。
部分の効率と、全体の成果を分ける
自分の工程の稼働率だけでは分からない、会社全体の仕事の流れを見る視点を育てます。
改善する場所を絞る
どこにも同じように手をかけるのではなく、成果を妨げている制約から考えます。
業務の受け渡しを見える形に
自社の業務フローを描き、部署の間の待ちや手戻りも含めて、仲間と改善を話し合います。
体験して、考えて、現場へ。
2日間で、改善の一歩を描く。
1日目/仕事の流れを体験する
- 10:00
TOCの基本を知る
全体の成果を決める「制約」とは何かを考えます。
- 10:30
第1ゲーム・振り返り
サイコロとチップで、ひとつの会社の仕事を再現します。
- 12:00
昼食・自己紹介
互いの仕事や課題を知る時間です。
- 13:00
第2ゲーム・解説
条件が変わると、在庫や仕事の流れがどう変わるかを観察します。
- 15:00
第3ゲーム・解説
制約に着目した流し方を体験し、違いを確かめます。
- 17:00
講義・振り返り
ゲームで起きたことと、現場で起きることをつなげます。
- 18:00
1日目終了
一日の気づきを持ち帰ります。
2日目/自分たちの現場へつなぐ
- 9:30
前日の振り返り・事例
気づきを共有し、考え方を整理します。
- 10:30
第4ゲーム・解説
流し方の工夫で、全体の結果がどう動くかを見ます。
- 11:30
第5ゲーム・振り返り
仲間と相談し、改善の考え方を実践します。
- 12:30
昼食
休憩を取り、午後の実習に備えます。
- 13:00
自社の業務フローを描く
仕事の受け渡しを見える形にし、滞りを探します。
- 15:00
発表・意見交換
違う視点から、改善の最初の一歩を考えます。
- 17:00
感想文・終了
明日から試すことを言葉にします。
標準的な進め方の目安です。参加者の状況により進行は変わります。実際の集合・終了時刻は、各回の開催案内でご確認ください。
いまの仕事の流れから、ご相談ください。
研修を、御社の実践へ。
社長と社員が、一緒に学ぶ。
納期の遅れ、仕事の偏り、途中に溜まる案件。研修で共通の体験を持ち、現場で何を変えるかを話せる土台をつくります。
ゲームの先に、業務フロー実習。
実際の仕事を図にし、参加者同士で意見を交わします。思い込みをほどき、明日から試すことを見つけていきます。
- 研修形式
- 標準2日間/対面の体験型研修
- 内容
- TOCの考え方、5回のゲームと振り返り、業務フロー作成・意見交換
- 対象
- 経営者・管理職・現場のリーダー・社員。部門を越えた参加もおすすめです。
- 開催・費用
- 人数・日程・会場・目的を伺い、ご提案します。
持ち物は、いつもの学びの道具。
- B以上の鉛筆、またはシャープペンシル
- 消しゴム
- 使い慣れた電卓
- 30cm程度の定規
- 必要な方は、手元を見るための眼鏡
書いたり、消したり、席を移ったり。動きやすい服装でお越しください。
研修で終わらず、現場の一歩へ。
研修と、その後の改善会議を組み合わせるご相談も承ります。
研修のイメージを、もう少し。
よくあるご質問
製造業以外でも学べますか?
ゲームは製造の流れをモデルにしますが、仕事の受け渡し、待ち、滞りは、営業・事務・サービスなどにもあります。実習では自分たちの仕事に置き換えて考えます。
MGの経験がなくても参加できますか?
TOCの考え方とゲームの進め方から扱います。参加者の経験に合わせて構成を確認するため、事前にMG・TOCの受講経験をお知らせください。
研修を受ければ、必ず生産性が上がりますか?
研修は考え方を体験し、改善の方向を見つける場です。成果は、その後の実践や会社の状況によって変わります。御社で試す一歩を一緒に考えます。
Let's take the next step.
会社の「これから」を、
いっしょに動かしませんか。
まだ、うまく言葉になっていなくても大丈夫です。
まずは相談する
